2007年12月 7日 (金)

奥田博土の作陶の原点

奥田博土の世界

私の作品のイメージは、お宮さんの木の洞であったり、大地のなかから生まれてくる、生命的な物であったり、それらは、私が子供時代に、信楽の地で遊び感じた、私の源風景の表れだと思います。木の洞の中で遊んでいると、外の世界から遊離して、自分が、その木の一部になったような錯覚を感じたものです。木や土は私にとって大変親しいものたちでした。木の内部に潜んでいると、木の中の生命の鼓動のようなものを、聴き取っていたように思います。 信楽の土での表現は、私の原点、信楽の大地に根ざした、自然からのインスピレーションによる表現といえます。木や石の造形は外部から削りだして形づくりますが、陶芸だけが、茶碗や花器のように内部からの力のふくらみにより形づくられます。ロクロ成形にしろ、手びねり造形にしろ、陶芸は外部と内部が同時に造形されますが、作品を二分して、また再度構築することで、内部の生命的な力が、新たな造形に生まれ変わり、空間にその力が放出されます。木の洞に潜んだ子供時代のように、私は陶の内部に潜んで、その鼓動を聴いてみたいと思っているのかもしれません。

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2007年12月 2日 (日)

作品を組み立てる

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奥田博土の世界 2007年8月 田代 三楽窯

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2007年6月26日 (火)

◆奥田博土の世界(1)動画配信 http://jp.youtube.com/watch?v=DYUkSMIR5G8

◆奥田博土の世界(1)を大型動画配信で見ることができます。 mms://science4.dvrdns.org/1995-shiugaraki

◆奥田博土の世界(2)動画配信 http://jp.youtube.com/watch?v=OD13mT3U5GQ

◆奥田博土の世界(2)を大型動画配信で見ることができます。 mms://science4.dvrdns.org/1995-2-hiromu

◆奥田博土の世界(3)動画配信

http://jp.youtube.com/watch?v=h5tsVoDzbI0

◆奥田博土の世界(3)を大型動画配信で見ることができます。

mms://science4.dvrdns.org/1999-okuda-3

信楽土の特性について。信楽は、7000万年から、8000万年前に、マグマが地中で噴火して、表面に出ないで、地中で固まり、花崗岩になり、その花崗岩で、出来ている。およそ、300万年前に、古琵琶湖が信楽まで広がっていて、花崗岩が風化して、古琵琶湖に沈殿、長い間に、水の下で、鉄分がほぼ除去され見た目は白く、花崗岩の特性、長石と、石英を含んでいる。この土は、蛙目粘土といわれ、蛙の目のように、土の中の石英が光る。300万年寝かされた、蛙目粘土は、有機性に富み、大変成形しやすく、薪窯で、赤松で焼成すると、土に含まれる長石が溶けて、赤松の灰とまざり、天然の釉薬になり、ガラス質の緑色となりビードロ釉といわれる。また、灰のかからない窯の奥で焼成されたものは、土に含まれる、2パーセントほどの鉄分が、炎色となり、明るい炎色の焼き物が出来上がる。また、土に含まれた、石英が、溶けずに焼き物の本体の表面に白い石の点々が表れ、炎色の中に白い石英の点々が面白い素材感を持つ。信楽蛙目粘土の特性は、300万年前に、古琵琶湖と、花崗岩が合わさってできた、きわめて、奇跡的で、貴重な土であると思う。花崗岩が、あっても、湖がなければ出来ないし、その逆もない。また、信楽の蛙目粘土で焼成された、作品は、屋外に置いても、凍害にあうことなく、苔がはえても石のように美しく変化していく。また、花器にずれば、水が腐りにくく、花持ちがいい。自然の石のような表面の風情、固さと、炎色のやわらかい色合いによる、明るいやわらかさも、併せ持つ焼き物といえる。

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2007年4月 6日 (金)

信楽の秋2007年12月写真集

■写真集へリンク http://lion.way-nifty.com/photos/shigarakihiromu/

■陶芸の森にて作品を撮影(1)

http://lion.way-nifty.com/photos/tougei1/

■陶芸の森にて作品を撮影(2) http://lion.way-nifty.com/photos/hiromu/

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信楽は1200年前、聖武天皇が都を奈良から移ししばらくは都として、また、古琵琶湖層の堆積良土が焼き物に最適として日々の器の産地として続いてまいりました。鎌倉時代から、安土桃山時代には多くの大壷が通気性のいい土のために貯蔵用に作られました。江戸時代には、将軍家への献上茶壷として近郊の宇治のお茶を入れて献上されておりました。室町から安土桃山時代には、茶陶の水差し、茶碗、花入れに使い、その後多くの茶人に愛用されてまいりました。400万年前の古琵琶湖層土は、1300度の高温焼成に耐えます。長石を含む白土は、赤松の灰と窯の中で出会って美しい緑の天然の釉薬に変身いたします。その荒いおおらかな明るい炎色の中の美しい緑。信楽の山全体が明るい白い花崗岩でできています。その中に点在する赤松の深い緑は、まさに信楽の焼き物に写し取られた風景と感じられます。

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